■2月17日 いよいよイタリア出発の日である。
航空券を手に入れたのがわずか一週間前であり、用意もあまりしていない中での渡航に、剛胆で鳴らす支部長もやや心配の色を隠せないでいた。
とりあえず納豆食って牛乳飲んで出掛けましたよ。京成千住大橋駅から青砥に行き、成田空港行きの特急に乗り換える。しかし、相変わらず遠い。海外行く気も失せちまうぜ。
長々と電車に揺られた後、空港に到着。すぐチェックインをする。
前回のタイのように「ビジネスにご招待します」とか言われないかなあと少し期待していたが、当然のようにエコノミーにされる。ちくしょう。私は支部長だぞ。でも、通路側にしてもらったので満足満足。安い男だぜ。出発ゲートで待っているとアナウンスがあり、機材の搬入に手間取ったため出発が遅れるとのこと。なんだかスタートから縁起が悪いですなあ。
出発するまで暇なので、隣にいた中年の方と話をしてみる。その人は社用で何度かイタリアに行っているらしく、色々話が聞けた。お約束のようにイタリアで荷物を盗られたこともあるらしい。
しばしの談笑の後、ようやく出発の時間となり、機内へ。読売新聞を片手に席に座るとなんとビックリ。座席全てに液晶が。時代は進んだものですねえ。エコノミーにまで液晶とは。ナンマンダブナンマンダブ。10時間以上にも及ぶ長旅に向け気合いを入れていると、カップルが隣に座るので席を立つ。このカップル、新婚旅行だろうか、それとも単なるラブラブ旅行なのか。頭の片隅で少し考えたが、どうでもいいのですぐに新聞に集中。したいのだが、隣の男が落ち着きが無く、しきりに動くので非常にウザい。膝を抱えたり、足を広げたり、テトリスをしたりと、「ガキかおのれは」と言いたいのを必死にこらえる支部長。イタリア気分もどこへやら。
よく見るとその男は20歳いくかいかないかくらいの感じだった。若いんだから許してやろう、なんて懐の深い支部長ではありません。かなり舌打ちしてしまいました。向こうにしてみりゃ新聞をガサガサして読んでいる私もウザいんだろうけど。新聞も読み終わったので、さあ寝ようかにゃあと寝支度をするが、やっぱり隣の男がジャマで眠れない。
しょうがないので、液晶で映画を見る。私はあまり洋画は好きじゃないので気が進まないのだが、「TAXI2」は好きなので、これをまず見る。いやー、やっぱTAXI最高。日本人の勝手なイメージとかが無茶すぎて笑う。奴らにしてみればチャイニーズもジャポンも同じってかコノヤロウ。
その後「ビューティフル」を見て泣き、「インディペンデンス・デイ」を見てアメリカ野郎のイカレっぷりに呆れる。ホント幸せな民族やねえ。
映画も飽きたので、演歌を聴きながら寝る。実は私の異常な雰囲気を察したのか、女性が落ち着きのない男性と場所を交代したため、隣が静かになったのだ。ありがたいことです。キャンディーまでもらっちゃった。俺は子供か。そうこうしているうちに飛行機はヨーロッパへ。こんだけ揺られないとヨーロッパには来られないのか。こりゃあ当分来られないかもな。。。一期一会。
イタリアはフィウミチーノ空港に到着。時刻は現地時間で18:30。ちなみに宿は予約していない。ちょっとやばい。
さっそくホテルリザベーションで10万リラ以下のホテルを探して貰う。が、この日は土曜日、しかも夜ということもあり、条件の良いホテルは全て埋まっているとのこと。20件くらいに問い合わせた末、結局14万リラのホテルになる。クソー、早くも予算オーバーです。
しかし、このおっさん、英語がかなり怪しく、半分以上イタリア語でまくしたてるのには閉口した。お前は英語使えなきゃダメだろ(笑)
†支部長のイタ公ウォッチング†
〜ホテル事情〜
今回の旅行で分かったことは、イタリアはシングルルームが極端に少ないということ。
確かにイタリアに旅行する人で一人旅というのは少ないのかもしれない。またアジアと比べてホテル代が高いので、バックパッカーはホテルではなくドミトリーを使うせいもあるのだろう。
当日予約というのも結構難しく、日本から予約しておいた方が安全で、しかも安い。またイタリアではシャワー無しの部屋が結構多く、付いていたとして日本人的には「これがシャワー?」ってのが多い。向こうの人はこれで大丈夫なのだろうか。臭くないのか。だから香水が発達したのかもしれない。
あと部屋もかなり狭い。
†支部長のイタ公ウォッチング†
〜英語〜
行く前から「イタリアは英語が通じない」と聞いていたが、確かにその通りである。そこいらを歩いている人は言うまでもなく、観光関係の人の中にも英語が話せない人はかなりいる。
ホテルのフロントで英語が話せないというのはさすがにどうかと思うのだが、陽気なイタリアンはそんなことおかまいなしのようだ。イタリアの魅力をもってすれば英語が通じなくとも観光客は来るのだろう。
ただ、若い人たちは結構英語が通じたりする。おっちゃんがシャトルを無料にしてくれたので、そのシャトルでホテルまで行く。
運転手さんが途中コロッセオやフォロロマーナなどの前を通ってくれて嬉しかった。ライトアップされた遺跡や教会は大層美しゅうございました。
ホテルに到着後、チップを渡そうとするが、財布を出す前にとっとと帰ってしまう。良い人なのか、早く帰りたかっただけなのか。
チェックインして、部屋に案内されるが、あまりの狭さにビックリ。本当に狭い。東京以下では?
テレビもついていないし、なにより疲れていたのでそのまま寝る。■2月18日 今日はコロッセオ・フォロロマーナ等遺跡巡りの日。
私的にはローマといえばバティカン、バティカンといえばローマ、というくらいバティカンに行きたいのですが、バティカン博物館は日曜日お休みなので、今日はそれ以外に行くことにしたのだ。ただ、日曜はサン・ピエトロ広場で教皇のミサがあるらしく、それはそれで見たいのだが。とりあえず腹が減っては戦はできぬということで朝食を食べにロビーに出る。
どうやらバイキングらしい。イタリア人のおっさんが陽気に鼻歌を歌いながら同僚とおしゃべりをしている。とりあえず適当な席に座り、パンとハムと果物を取って席に戻ると、おっさんがやってきて「カプチーノにするかい?それともカフェかい?」と聞いてくるので、「お茶をくれ」と言う。ちょっと出鼻をくじかれた感じでおっさん戻る。
†支部長のイタ公ウォッチング†
〜カフェ〜
イタリア人はコーヒーが大好きである。もう四六時中コーヒーを飲んでいる。
紅茶党の私としては結構困るのだが。で、彼らの言う「カフェ」とは即ちエスプレッソのことを指し、他に「カプチーノ」と「カフェラッテ(カフェオレ)」がメジャーである。
しかし、イタリア人はカプチーノは朝しか飲まないものと考えており、それ以降にカプチーノを頼むと、「へっ、分かってねぇなあ、外人は」というような目で必ず見る。彼らに言わせれば「カプチーノで朝を迎え、仕事をして疲れたり眠くなる度にエスプレッソでシャキっとさせるのさ」ということらしい。私はエスプレッソが苦手なのでカフェラッテか「テ(ティー)」ばっかり頼んでいた。もしくはスプレムータというオレンジをその場で絞ってジュースにした酸っぱくてうまい飲み物があるので、それも結構飲んでいた。
朝食も済み、ホテルに近いサンタ・マリア・マッジョーレ教会に行くことに。この教会はローマ4大バジリカ(古代ローマの建物を利用した教会だかなんだか)の一つらしく、外観も優美で素晴らしい。さっそく中に入ってみる。
人生初めて本格的な教会に入ったが、いやはや凄いものですね。圧倒されます。そりゃ圧倒させるために作っているから当然なんでしょうが、天井高すぎ。ひとしきり絵と構造を堪能した後出る。タダなのも嬉しい。その後フォロロマーナに移動。散策する。
最初は感動したのだが、次第にその広さに飽きる。さらに日本人ツアー客がそこかしらに跋扈しており、異国情緒もへったくれもなく、なんだか平城京跡に来た気分だった。途中でコンタクトは外れるし、ちっとも楽しくない。
適当に切り上げて今度はコロッセオへ。長い行列があるので何かと思いきや、なんと入場待ちだという。勘弁して下さいよー。帰ろうかとも思ったが、せっかく来たわけだし、ここは我慢の子ということで素直に待つ。待っている途中、前に並んでいた日本人グループに話しかけてみるが、あまり相手にされない。むう。
†支部長のイタ公ウォッチング†
〜日本人〜
今回の旅で思ったのだが、イタリアに来ている日本人は圧倒的に女性が多い。8割越えているのでは?と思わせるくらいだ。しかも大抵がツアーなり友達となりで、一人というのは非常に少ない。確かにヨーロッパに一人で来るのは珍しいのかもしれない。
とりあえずツアーはどの国のツアーでもうざいのですが、日本人のツアーには色々特徴があり目立ちます。あと、海外では日本人は一瞬で判別できます。最初は「中国人などもいるのに、どうしてこんなにすぐに判別できるのか」と不思議だったのですが、旅を続けるに従いいくつか法則があることに気づきました。
●まず背が低い。
日本人、特に女性は概して背が低い。イタリア人男性は日本人男性と比べてそう高くはないのですが、イタリア人女性と日本人女性とでは明らかに瀬が違います。この理由はちょっと分からないんですが。
●第二に猫背。
日本人は姿勢が悪い。背が低くてなおかつ猫背なので、視界の隅にいても目立ちます。
●第三、茶髪。
日本にいると気づきませんが、日本人(特に女性)は本当に髪を染めている人が多いですね。黄色人種なのに髪が茶色いのですぐに日本人と特定できます。
長いこと待ってようやく入れたのですが、なんというか教科書そのまんまで特に感動することもなく30分くらいで見終わってしまう。なんだかなあ。
気を取り直して次に行く。次は四大バジリカの一つ、サン・ジョヴァンニ・イン・ラテラーノ教会。これはサン・ピエトロ大聖堂よりも歴史と権威のある教会のようなのでえっちらおっちら歩いて出向く。感想としては「いやはや、凄いですね」って感じ。ホント大したもんだ。重い荷物を持って歩き疲れたので、ホテルを探してそこに荷物を置くことにする。今度のホテルは10万リラ。これまた高い。でも、既にグロッキーだったので、それでOKすることに。駅前というのも有り難かった。
行ってみると複数のホテルが入っている建物で、そのホテルは2階にあった。おばちゃんが個人でやっている所のようで、クレジットカードが通用せず。これは痛い。私は現金をそんなに持ってきていないので、ここで10万リラ払うのは誤算。
部屋の中を見るとテレビがついていて嬉しかったが、シャワーがトイレと完全にドッキングしており、便座に湯がかかるんですけど、、、ま、いっか。荷物も置いて身軽になったところで、次はどこに行こうか。
まあ、ローマに来たからには有名なスペイン広場にでも行ってみるかにゃあとて地下鉄で移動。
この地下鉄。ガイドブックでは常に「危険」「気を付けて」などと書かれており、私もかなり緊張して出向いたのですが、構内が汚いほかは特にやばいということもありませんでした。切符の買い方が日本とは違っていたりして戸惑いましたが。
†支部長のイタ公ウォッチング†
〜地下鉄と切符〜
まずイタリアの地下鉄は非常に汚い。というか日本が綺麗すぎなのかもしれないが、車両の落書きはもはや芸術レベルにまで達しており、一見の価値ありだ。あと少し暗い。切符は自動販売機で買うこともできるが、この自販機、半分以上が壊れている。さすが陽気なイタリアン、いい加減だ。また使えたとしても大きな紙幣は受け付けないので非常に使いづらい。
結局、「T」のマークがある雑貨屋などで事前に必要な枚数分買っておくというのが一番賢い方法である。
日本のように行き先によって料金が変わるというようなこともなく、また一日券というのがかなり安い値段であるので旅行者にとっては非常に便利。しかも一日券は地下鉄のみならず、バス・トラム(路面電車)でも使える。
日本はやっぱ細かすぎるよ。ちなみに自販機の前で困っているのは殆ど日本人で、やはり切符は自販機という習慣が抜けないのだろう。
この旅行で自販機の使い方を何回教えたことか。って私も最初は困ったんだけど。
地下鉄に乗る。うーん、なんだか暗い。日本では中吊り広告とかがいっぱいあるんですが、ここには広告らしきものは殆どない。唯一あるのはソープランドだかなんだか性的なポスターだけである。ちゅうか公共交通機関に性的広告載せていいのか!?とか思うが、陽気なイタリアンはそんなことお構いなしなのだろう。
あと、車内アナウンスがないのも困りもの。地下鉄に乗ること10分。スペイン広場駅に到着。
駅を出るといきなりスペイン広場の手前に出る。凄い人だかりだ。しかも何するわけでもなく階段に座っている。ジベタリアン大量発生!?
この異様な光景に圧倒されながら階段を登る登る。登り切ると日本人が一杯。「なぜ日本人は広場と頂上にいて階段には座らないんだろう?」とか疑問に思いつつ適当な所で一休みする。
と、ここで問題発生! なんとコンタクトが外れてしまう。
実は私、コンタクトを試してみたばかりで、鏡がなければとてもコンタクトを付けられない。何回かトライしてみるもののやはりダメ。しょうがないので、ケースに入れてしばらく我慢することに。うーん、やっぱ付け焼き刃はダメか。その後色々な所に行こうとしたのですが、恥ずかしながら迷ってしまいまして歩けど歩けど、全然意味のない所ばっかり歩いておりました。ローマって東京と違って狭いから、思った以上に歩いてしまうんですね。はっはっは。
もうローマの坂道のおかげで足が痛いこと痛いこと。この頃は慢性的に筋肉痛でした。
結局何もせずホテルに帰り悔し泣き。
暇なのでテレビを付けると、なんとキャプテン翼をやっているではないか!な、懐かしい。
ロベルト本郷率いるブラジルと戦う日本代表。全部イタリア語なのが違和感たっぷりだが、これはこれで面白い。居ても立ってもおられず、翼くんと若林くんのツーショットになった時写真を撮る。アホか俺。
あとでスキャンして載っけたいと思います。疲れたので死んだように寝る。
■2月19日 今日はバティカンの日。いよいよダヴィンチ、ミケランジェロクラスの絵画彫刻とご対面。気合いが入るぜ。
朝早く起きて昨日スーパーで買ったパンとジュースを飲む。貧しい。しかし、ホテル代で10万リラを払っている以上、これ以上の無駄遣いはできんのだ。
†支部長のイタ公ウォッチング†
〜通貨・物価〜
っていうか、俺イタリアの通貨の説明忘れてた。あかんがな。
イタリアの通貨単位はリラで、レートは100リラ=6.5円くらい。かなり単位が違うため慣れるのに結構苦労する。10万リラ札ってあんた・・・。デノミしろよ。物価は日本の7割くらい。イタリアの物価は安いと言われていた時代があったらしいが、はっきり言って安くもなんともない。飯も普通に腹一杯食べれば1000円を超える時もあるし、ブランド物だって決して爆安というわけでもない。
ま、わざわざイタリアにまで来て買うほどのことでもないっちゅうことです。
地下鉄に乗りバティカンに向かう。いやあ、やっぱ地下鉄は便利やねえ。
駅から出てバティカン博物館へ歩いていると、ジプシーに遭遇!とうとうお会いできました。ずっと見ないから心配してたよ。
お約束のようにお金をせがんできたので、お約束のようにさくっと逃げる。特に深追いもされず。話が違うじゃないか!
†支部長のイタ公ウォッチング†
〜ジプシー〜
イタリアの名物としてジプシーがあります。
ジプシーというのはぶっちゃけた話乞食のことで、日本の乞食とは違い、かなりアグレッシブな恵んで攻撃をすることで有名です。その性格は獰猛にして狡猾、常に徒党を組み、弱いと見るや一気に狙ってくる、、、
と聞いていたのですが、そういうジプシーもなかにはいるだけで、全員が全員無茶するわけではありません。ま、当たり前ですよね。そんなデンジャーな国が先進国でいられるわけはないでしょうから。
しかし、「イタリアなら或いは・・・」と思わせる所が陽気なイタリアンならでは。
さてジプシーとの遭遇も平和裏に終結し、バティカン博物館に到着。すると長〜い行列が。ま、まじっすか!?朝一っすよ!?さすがバティカン、侮れねぇ。
周りが全てツアーだったため、なんだか一人取り残された気分になる。暇だ。
結局30分近く並んで入館。チケットは18000リラ。さすがに他の美術館よりは割高だ。まあ、内容を考えれば安い安いと思ってさくっと払う。係りは電話で話ながらぞんざいに応対。相変わらずイタ公はやる気ねえなあ。
そして入場しようとするが、チケットがない!
な、なにゆえ?さっき払ったはず・・・。ハッ!そういや、金払ったのにチケットを受け取っていない!
どうやら係りがチケットを渡さなかった模様。っていうか、気付よ俺。
近くにいた係員に必死に説明するが、証明する手だてがないので結局もう一度払うはめに。ちくしょー。
早くも36000リラ出費。大丈夫か、この旅行。ようし、こうなったら36000リラ分見倒してやるぜ!
バティカン博物館はあまりに広いので普通は設定されたルートで効率的に見ていくのだが、支部長はバティカン博物館全制覇することに。
こいつは凄え。ラオコーンはあるわ、ラファエロはあるわ、ダヴィンチはあるわ、ミケランジェロはあるわ・・・。
教皇は本当にふざけた野郎だ。こんなに素晴らしい作品を全部独り占めしていたなんて。俺も教皇になりたい。
特にミケランジェロの「最後の審判」は強烈だった。絵画に全然興味がなかったとしても、この迫力には圧倒される。すさまじい。あまりのすばらしさに50分も馬鹿みたいに眺めていました。
しかし、日本人はなんであんなにさっさと通過できるんだろうか。も少しゆっくり見ていこうぜ。もう死ぬまで見られないかもしれないんだから。途中あまりにお腹がすいたので博物館内のレストランで食事することに。
並んでいたら前にいたアメリカ人家族が支払いをドルでしようとして店の人を困らせていた。結局あまりのしつこさに店員が根負けしてドルでOKに。店員、計算機で一生懸命計算していたよ。それで調子に乗った子供までがドルで支払いをしようとしていた。
全く、アメリカ人はこれだからムカツクんだよ。自分たちがグローバルスタンダードだと思いやがって!死ね!5時間もかけてバティカン博物館を堪能し、本日もう一つのお楽しみ、サン=ピエトロ大聖堂に行く。
これまた凄い。教皇はなんて良い身分なんだ。たまらん。
でも、東洋人の私としてはそろそろ食傷気味に。普段こんなに宗教画や彫刻を見ないから疲れてくる。
とりあえず広場で休むとするかと思ったら、珍しく一人旅らしき日本人がいたので話しかけてみる。向こうも話し相手がいなくて困っていたのか、意気投合。広場でとりあえずダベる。
しかし、この過程で気づいたのだが、私は一人でいる期間が長いと関西弁に戻るらしい。彼としゃべった時私はもろ関西弁だった。その後彼の標準語を聞くに従い自然と標準語に戻っていったのだが。しばらく広場で話した後(彼は慶應生らしい)、クーポラ(屋根)に登る。螺旋階段をひたすら登る。疲れた。でも頂上から見た景色は最高。ローマの街を一望でき、特にサン=ピエトロ広場を見下ろした風景は絶景。
塔の周りをくるくる回っていると、壁に落書きが一杯あるのを発見。日本人のもかなりあった。相合い傘なんて書いちゃってこの!憎いね!私も何か書こうとしたのだが、気の利いたセリフが見つからず止める。
あとバティカン博物館で両替をしようと思っていたのだが、日本円を持ってくるのを忘れる。ダメだなあ、もう。shibanekoさん、申し訳ありません。その後彼の希望でスペイン広場に行くのだが、ここで事件が!
続きはまた今度。
迫り来る影!彼を狙うイタリア人の罠とは!
次回予告!!「スペイン広場でさようなら」
絶対見ろよ!