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ちょっと一言のコーナー

〜歴史とダイナミズム〜
えー、なんか凄く久しぶりのような気もしますが、これはたぶん俗にいうウラシマ効果ってやつで、君たちが先に進みすぎたのが悪いんだ。うん、そうに違いない・・・・・。
すみませーん!許しておくんなましー!悪気はなかったんやー!
色々あったんだって、私も。
はっきりいって、このコーナーはかなりイった状態じゃないと書けないので、私のごときの精神力では連載に耐え切れなかったのです。
思い出をありがとう・・・・

さー、そういうわけで、かなりラリった状態の支部長がお送りする天下無双・快刀乱麻・人畜無害なこのコーナー。
今日もあなたを一刀両断♪ 明日は貴方を挫櫟滅断♪ む、犯罪か。まあ、いい。
さて、今回のテーマは「感動の異質化」です。

近頃私は思うのですが、みなさん「感動」というのを誤解してはいないでしょうか?
テレビでは始終感動巨編・感動ドキュメンタリー番組が組まれ、さながら一億総国民が毎日のように感動に浸っています。某日テレ系を中心としたこのような感動番組が私はヘドがでるくらい嫌いです。だからといって、ヘドを出せと言われても困ります。これは言葉のあやですから。え?みんな分かってる?そりゃ失礼。

例えば、「電波少年」。これなんかはもう最悪でしょう。裏で操作されたエセ感動ドラマに私は殺意すら覚えてしまいます。なにが感動ですか。意味もなく、かってに苦境に陥り、予定通り苦境を乗り越える。こんなのに感動しているヤツはアホです。はっきりいって。私はこの番組が好きだという人とは口も利きたくありません。
え?そっちからお断り?上等だ!表に出ろや!私は出ないけど。

まあ、この番組ほど極端でなくとも、「ウリナリ」など、大抵のバラエティーはこういう傾向にあります。ウリナリに感動する人もどうかと思いますね。
ほかにも、スポーツを勝手にドラマにしたてあげる某TBSにもうんざりです。勝手に美談を作り上げて、勝手に悦に入って、勝手に感動している。最初から美談・悲劇を期待して何がスポーツですか。こんなことしてるから、日本はダメなんですよ。

はっきり言っておきましょう。感動は作るものではありません。ましてや誰かから押し付けられるものでもありません。
感動とは自分で感じるものなのです。ナレーションもなにもないところから、自然に生まれてくるもの。それが感動なのです。だから、人によって色々な感動が存在するのです。感動まで横並び主義なんですかね、日本は。

これは、歴史にもあてはまることです。前から何度もいっていることですが、戦国・三国志・幕末にしろ、なんでも感動的にしたてあげます。はじめから感動を期待し、自分の都合のよいように話を捻じ曲げる人間に本当に歴史が理解できるでしょうか?

貴方は今の政治を感動的・ドラマスティックだとお思いですか?そう思う人はほとんどいないでしょう。歴史とは過去のこうした政治の積み重ねなわけです。ですから、よほどの大事件でない限り、本当は淡々としたものなのです。今の政治に興味が持てない人は歴史を好きだと思えるわけがないという私の考えはここから来ているのです。
政治を勉強しなさい。そして、現実の歩みはいかに遅いかを理解しなさい。そうすれば本当にドラマスティックなことが起きたとき、その凄さがより一段と理解できるでしょう。

ですから、もし歴史に感動するならば、それは、史料の文章を読んでいるだけで、体に電流が走りぬけるようなものこそが本当に歴史に感動すると言えるのです。ナレーションも虚構もいっさい不要な、それだけでドラマスティックなもの。それこそが歴史のダイナミズムなのです。

私は歴史とは単なる娯楽・趣味の段階で終わるものではないと考えているからこそ、あえてこのような苦言を呈すのです。歴史とは、人間がこの地上で生きてきた証そのものであり、人間そのものであるのです。
歴史を知り、現在を知り、そして人間を知り、そして世界を考えてほしい。歴史を愛する一地球人として、こういったことを思わずにはいられません。

最後に、このような駄文にお付き合いいただいたことを心より感謝するとともに、新たな同志の誕生に心ゆくまで乾杯したいと思います。
新たなる歴史を紡ぐ者よ、ともに歴史の大海を歩まん。

完。

(君は10月、私は9日 杯を交えて)

編集後記 今読み返してみるとなんて恥ずかしい文章でしょう。最初はギャグで行くつもりが、書いていくうちにどんどん気分が高揚し、最後はクサいセリフを吐いてしまいました・・・
なーんてね。最初から決めていたんですけどね、そろそろバシっとしたことを書こうと。
えー、この文章に関するお問い合わせ・苦情などは一切承っておりません。賞賛のお言葉、もしくは弟子入りの申し込みはOKです。ここにメールを。そろそろ、これにも飽きてきました。
これからは、ちょっと真面目にいくかもしれません。いかないかもしれません。










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