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ちょっと一言のコーナー

〜この国のかたち〜
すっかり秋も暮れてまいりまして、皆様スポーツに勉強に精を出していることと存じ上げます。さて、本日は皆様に小生の政治に関する愚考をお聞きいただきたいと思いますっていうか不慣れな文章でそろそろ疲れてきたというか挨拶の文章もネタ切れになったというかとにかく読みやがれということです。
今回は少々真面目にいかせていただきます。そもさん!せっぱ!

今この時代は曲がり角に来ていることを否定する人間はいないでしょう。
今までの価値観が崩壊し、新たな道を模索しなければならない時代。テレビは連日のようにこの国の行く末を論じ、知識人たちもこぞって日本について論じています。その際の大前提について今日は述べたいと思います。

幕末の開国を第一とし、敗戦を第二、そして今が第三のターニングポイントと言われています。
日本は普段はなかなか動こうとしない国のくせに、いざ変わるとなると全ての人が前へ並えをする、極めて特殊な国家だと言えます。さて、今私たちは本当に変わりたいと願っているのでしょうか。私には疑問です。いや、むしろ変われない、変わるエネルギーさえ失ってしまったというのが真相でしょうか。

私はマスコミなどが日本を論じているのを見る度に思うのは、この国はいつから全ての事柄を他人事、傍観者として見るようになってしまったのだろう、ということです。ドラマなどでも覇気のある、もしくはエネルギッシュな主人公は姿を消しました。なにか、今のこの国には頑張っている人を一種面白がっている風潮があり、間違っても自分もそうあろうと考える人は希少でしょう。
斜に構えた、どこか無気力な人間をクールだといってもてはやしたりするのを見る度にバカバカしくなってきます。なにがクールですか。人間として最も素晴らしいのは常に目標を持ち、それに向かって邁進し続ける人間です。少なくとも人はそれを目指さなければなりません。それがどうでしょう?前にも述べたように感動を作り上げ、完全に観客としてそれを楽しむ。こういう状況では変わろうと思っていても変われるわけがありません。

先に述べた、この国について論じている番組でもどこか他人事のようで、じゃあ我々はどうすべきなのか?ということがぽっかりと抜けているような気がします。文句だけ言っていても自分が動かなければ何も意味はありません。
この国が沈没へと向かいつつあることを薄々感じながらも、何もできないでいる。まるで太平洋戦争の軍部のようではありませんか。我々はあの戦争に何を学んだのでしょう?もう議論の時代ではなく、行動の時代に来ているのだと思います。

第一、第二のターニングポイントはいずれも模範とすべき国がありました。 第一は列強と呼ばれる欧米諸国であり、第二はまさにアメリカでした。目標はもうすでに決まっており、そのルートを高い実務能力をもつ官僚が着実に進んでいったのです。
しかし、今回はそうはいきません。日本はもう目標とすべき国はなくなってしまいました。これからは自分で道筋を決めて行かねばなりません。そして、それは官僚の役目ではなく、政治家の役目なのです。
これから我々は政治家を選択する際に、その人がいかにヴィジョンを持ち、国全体の進むべき道を指し示せる人かどうかを見極めていかねばなりません。

日本は他国を見るのではなく、自国を見るべき時代に来たのです。自分の国の長所・短所を正しく把握し、ふさわしい国家へと進んでいかなければなりません。これからは自国が模範なのです。
そのためには歴史を学び、日本というものが一体どういう国家であり民族であるのかを、もう一度確認すべきなのではないでしょうか。私はこれこそが歴史の一番の役割だと思っています。

また、グローバルスタンダード、ビッグバンだと言われていますが、それが果たして日本にふさわしいかをきちんと考えたのでしょうか。世界の風潮に追随することが必ずしも国際化ではないのです。
結局日本には国策、則ち国益を最大化させる政策を考えることをタブーとしてきたために、今苦しんでいるのでしょうね。国策・国益というとなにか戦争時代を思い出される方もいるかとは思いますが、そうではなく、日本という国の持ち味を一番発揮させること、それが国策であると私は考えております。

我々は自国の歴史を通じてこの国の本質を理解し、また他国と比べ合わせることでその本質の特徴を理解し、確たる国策をもって国際社会にうって出るべきなのではないでしょうか。
歴史と政治、この二つは分けて考えるべきではなく、車輪の両輪のように捉えるべきものだと考えます。
その際に、決して他人事だと思うのではなく、常に積極的に参加していけば日本という国は本当に変われるのだと思います。

以上、このコーナーに似つかわしくない真面目なお話をしてしまい、少し後悔している支部長でした。さらばだ!明智君!

(某10月23日 空を駆ける一筋の流れ星となって)

編集後記 今回は真面目一徹です。しばらくはこういったお堅い・面白くない文章でいくつもりですので、こういうお話が嫌いな方は、私が壊れるまでお待ち下さいませ。最近タイムリーな話題が少ないために、こういったので誤魔化すしかしょうがなくなってきました。なにか面白い事件でも起きればいいのですが(爆)
私もこんな偉そうなことを言える身分ではないのですが、どうも書かずにはいられなかったので。やっぱり人間死ぬまで青春でいたいものですよね。青春は青いから青春なのであって、悟ってしまったら人間そこでお終いだと私は考えます。みなさんも是非青臭いままでいてください(笑)
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