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ちょっと一言のコーナー

〜支部長錯乱暴言録2〜
はい、またまたやってまいりました。このコーナー。もう3回目になりました。3回目となればもはや看板。これを目当てに徹歴に来る方もさぞや多いことと存じます。オラッ!椅子持ってこいや!すみません、調子に乗ってしまいました。

さて今回のテーマは三国志です。まあなんて残酷な!なんて苦情もあるとは思いますが、ここは心を鬼にしてください。時には人は鬼にならねばならないのです。すみません、惨獄死と勘違いしてました。え?つまらない?もう、気が利かないなあ、のび太くんは。

えー、三国志を知らない人は小学校で大をしているのを見つかったと同じくらい恥ずかしいご時世になりまして、嬉しいのやら悲しいのやらといった今日この頃です。まー、これには光栄、横山光輝氏の貢献を抜きには考えられないのですが、ちょっと待った!という感じです。

みなさんが(美奈さんじゃないですよ^^・・・すみません。忘れて下さい)三国志と思っているのは三国志ではないのです!これは「歴史の真相」でくどいほど言っていることですが、それは「三国志演義」という後世に創作された物語なのです。ですから歴史でもなんでもなく、まさにガンダムW、銀河英雄伝説と次元は全く変わらないのです!

な・の・に「三国志」と名の付くゲームも本もホームページも、みんな演義じゃねーか!あぁん?演義やったら演義って言わんかい!それともあれか?演義と正史の区別もできんほどアホなんか、てめえらは!
はぁ、はぁ・・・。すみません。ガラにもなく興奮してしまいました。冷静沈着さが売り物の支部長としてはとんだ醜態をお見せいたしました。

アホなページだと、演義のことを雁首(がんくび)揃えて真剣に考えてやがる。「諸葛亮はなぜあのとき撤退したんだろう?」、「陳宮があのとき曹操を殺していたら・・・・」、アホかてめーらは。そんなもん全部ウソじゃ!考えるだけエネルギーの無駄なんだよ!そんなのにエネルギー使うんだったら、ゴミ拾いでもしてろ!その方がよっぽど社会のためだ!
ハァ、ハァ・・・。またもやお見苦しいところをお見せしました。あれは私ではないのです。そう、バーサクの呪文を何者かにかけられてしまっていたのです。ええ、本当ですとも。一切記憶にございません。酒の席だったもので・・・。

まあ、冷静に考えてもですよ、おかしい点がいっぱいあるんですよ。例えば、なんか漢のために尽くしていることが無条件に良いことだと知らず知らずの間に思わされてません?よく考えれば、組織が老朽化し、政治能力を失った王朝はさっさと交代することが善であって、そういう視点からすると曹操は何も悪くないんですよ。しかし演義は上手いですね。子供を出してきたり、お約束をこれでもか!と出して、我々を洗脳してたんですねー。怖いですねー。恐ろしいですねー。

董承なんかは別に忠義の士でもなんでもなく、単に曹操との外戚問題で対立していただけなんですよ。とりあえず曹操と対立して敗れた人物はみんな漢に対する忠義の士にされてます。いつから反抗者イコール忠義の士という等式がなりたつようになったんでしょうか?彼らはラッキーですねー。知らない間に祭られていたりして。このウサもあやかりたいものです(分かってくれないだろうなー、このネタ^^;)。

あと張松が、曹操の作った書物は盗作だと言う場面がありますが、あれももちろんハッタリです(ハットリ君じゃないですよ^^・・・すみません。もうしません)。というか、現代に残っている孫子の兵法書は半分曹操の作なんですよ。どういうことかと言いますと、孫子の兵法書のオリジナルは、まああの時代ですから、迷信的なこともいっぱい含まれていたわけです。太陽が東の空でうんぬんしているときは味方は大勝利であるとかなんとか。曹操がそういう無駄な部分を省いて、独自のものを付け加えたのが一般的に言う孫子の兵法書なんです。ですから曹操がいなければ、ナポレオンの活躍もなかったわけですね。

趙雲なんて私に言わせれば「誰それ?」って感じです。まー、あと色々なものがありますが、ここではあえて申しません。みなさんのご贔屓のキャラをボロボロにしてしまうと、残りの人生つねに頭上に気を付けて生きていかなくてはならなくなりますから。ただ一回でいいから、騙されたと思って一回正史を読んでごらん?ほうら、君の好きな彼はどこにも出てこないねー。ぼ、暴力は反対です。

まあ、そういうわけで、演義は演義で別に考えましょう。少なくとも歴史とは言わないでね。あと、これはどの歴史にも言えることですが、小説・ゲームなどに出てくる歴史人物は基本的に脚色されていますから。これは史実とか関係なしにです。司馬さんの小説もしかりです。まあ有名どころでは坂本龍馬、土方歳三、河井継之助あたりですか。どんな人を好きになるのかはあなた方の勝手ですが、有る程度割り引いて考えて下さいね。勝手な理想を押しつけて悦に入っているのは怖いです。向こうも人間なんですから、そんなに格好良くはないですよ。

ということで、今日も全国一億二千万人の歴史ファンの怒りを買ったところで、そろそろおひらきにしたいと思います。
面白かった?じゃねー。ンガッンン。    (某8月某15日夜空を見上げて)

編集後記 私は紳士です。少なくとも自称紳士です。ですから上の暴言は私ではありません。絶対に。たぶん。だといいね。
そういうわけで、上の文章に関するお問い合わせ・苦情などは一切受け付けておりません。「上等だ表に出ろや!」って方はメールを送って下さい。表に出ます。また、「もうすこし詳しく」という方は、メールなり掲示板なりに、詳しく説明して欲しい箇所を書いて下さい。私に答えられる範囲でお答えします。
また、日夜歴史ファンの罵声に立ち向かって戦っている我らが支部長にファンレターを出したい方はここまで(そんなやついないって?分かってたさ、フン!)
「こんなにまでがんばっているんだ。誰か僕を誉めてよ・・・。僕に優しくしてよ!」










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