ちょっと一言のコーナー５

というわけで、とうとう歴史ファンに捕まり、現在取り調べ室からこの文章を書いているみんなのアイドル支部長です。え？取り調べを受けながらなんで文章が書けるかって？なめてもらったら困りますよ、私は支部長ですよ？こんなことはお茶の子さいさいです。・・・すいません刑事さん、ウソです。調書に落書きしてすみませんでした。あー！カツ丼持ってかないでー！

さあ、今回のテーマは「支部長転向宣言」です。まあ、こういうとアレでナニなんですが、捕まってしまった以上しょうがありません。転向するフリでもしとかないと。ウソです。そろそろ悪ノリが過ぎて、いたいけな歴史ファンを傷付けてしまいそうなんで、ソフト路線を目指そうかなーって思っていたとこなんですよ。ええ、信用して下さって結構です。私だってオタクやってた時がありますからね。歴史ファンの気持ちは分からないでもないんですのよ、オホホ。

三国志・戦国・幕末といえば歴史オタク御三家ですが（誰が決めたって？今私が決めたんです。私がルールブックです）、私もこればっかりのときがありましたです。はい。確かにこの時代で止まってしまっては、非常に困るわけなんですが、それでも歴史に興味がわきはじめているのは事実なんです。ここから上手いこと正しい方向へ進めば、ほうら、貴方も真の歴史好きになるわけです。歴史が好きなんですもの、これから幸せになるチャンスはいくらでもあるのです。お、ちょっと刑事さんの態度がやさしくなりました。ええ、人間皆兄弟ですとも。

フォローはこんなもんでいいかな？んじゃ本題に入ります。え？支部長転向宣言ってのはどうしたって？あんなのは脱獄するための口実ですがな。・・・ウ、ウソです。
ま、私も歴史ファンを全否定してるわけじゃないよ、と言いたかったんです。世の中にはシャレの分からない人も多いですからね。誤解されては困るんで。いえ、貴方のことじゃないですよ。ほんとです。僕の目を見て下さい。僕の瞳は一万ボルトです。なーんちゃって。え、つまんない？今のはかなり自信があったんですが。これで数え切れないほどの女を泣かせてきたのに。
そうだ！聞いて下さいよ！うちの近くの食堂、安いのはいいんですけど、カツが衣ばっかりなんですよ！これがカツ？これじゃあ勝も西郷に無血開城を約束するっちゅうねん！って感じです。もういいですか？

そんなこんなで今回言いたいのは「歴史のｉｆ」についてです。ｉｆって分かります？中学生ならみんな知ってますね。分からない人は行間を読むなりして下さい。それが無理ならママのオッパイでも吸ってきな。え？刑事さん知らない？・・・ま、英語なんて鬼畜米兵の言葉ですからね。知らなくていいですよね。

まー、ｉｆを全て否定するわけじゃないですけどね、なんていうの？ほら、そう！「反三国志」とかそういうのいっぱいあるでしょ？あれ、売れてるんだってねー。信じらんない！って感じです。ｉｆはｉｆでも「龍馬の意見どうり、慶喜が新政府に参加していればどうなっていたか？」とかいうのをですね、茶飲み話的にするならまだ分かるんですが、え？信長が日本統一して、明にも攻め込む？はいはい、おもちろいでちゅねー。そのまま天国まで行きまちゅかー？おっと、私が天国に送られそうです。

まったく、勘弁して下さいよ。たぶん大半の人は話半分に読んでいるとは思いますが、一部の人はそれを元に対談してたりして。「信長は中央集権的な政府を目指していたと堺屋太一が言っていましたが、僕もそう思います」とか。おいおい、ｉｆなのに受け売りかい！ｉｆやったら自分の意見を言え！言えないならまだｉｆの話をする段階ではないということです。架空の話をするためには、まがりなりにも全ての可能性が想定できるだけの知識がないと、自分の意見は言えないんですよ。この全知全能に近い支部長が言うんだから間違いありません。支部長ウソつかない。ジャポーニカ！（このネタは分かるよね）

現在そうだと思われている歴史ですら脚色などが入っているのに、これにまた脚色入れたら、もう、あなた、そりゃ別の星の物語ですがな^^;　現実から離れて論議したら、一人よがりにすぎないんですよ。実際我々は信長じゃないんですから、彼の先の行動なんて読めるわきゃありません。もし分かれば私も貴方も明日から信長♪になるでしょうが。信長みたいなヤツがいっぱいいたらイヤですよ、あなた。サル（藤吉郎）も人数分必要になるじゃないですか。

ちょっと話がそれてしまいました。私も機関車トーマスでして。その心は脱線好き。・・・・、ど、どうしてトーマスはあんなに脱線しますかねー。え？もういい？やだなあ、童心をいつまでも忘れないのは素晴らしいことですよ。
まあ、結局の所、ｉｆ話で得られるものなんて何もないんですよ。知識の確認で終わります。そんなことするヒマがあったら、僕に料理でも作って下さい。

と、いうわけで、全国五億七千万人の歴史ファンの怒りも収まったところで、今回はこれでお終いです。どうでしょう？刑事さん。これで釈放ですか？え？銃殺刑？やだなあ、日本には銃殺刑なんてありませんよ。え？ここキューバ？んじゃしょうがないなあ。
バキューン！！
唸る銃声。流れる血潮。薄れる記憶の中で、支部長が見たものは・・・　　（某８月某１６日某国より愛をこめて）