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軍事学を研究しよう
文/石井 英明


 初めに、皆様は「軍事」と聞くと難しいものと感じるでしょうが、実際にはそれ程難しい歴史的ジャンルではありません。なぜかと言えば、皆様が中高生の時に習った歴史的知識に少し付け足せば十分だからです。
しかし、これは軍事学を学ぶときの基礎中の基礎を学んだにすぎません。ここから更に当時の戦術・運搬手段・総司令官の素質・兵装などを研究していく必要があります。

 勿論、全てのノウハウを研究しろとは言っていませんが、総司令官の素質を知るのは、総司令官がどんな行動をしていたかを調べ、それが戦いの勝敗にどうつながったかを考察するためで、例としては「官渡の戦い」の曹操とエン紹がその研究対象にあげられます。
次に兵装についても研究をする必要があります。これはその戦場においてその兵装が果たして本当に有効だったかを考察し、新しい戦術の運用法にもつなぐことが出来るからです。例としては「長篠の戦い」の信長の鉄砲三段撃ちが挙げられます。
続いては運搬手段の研究についてです。この運搬というのは、判っていると思いますが行軍や輜重のことです。この二つは非常に重要な事項であり、この二つこそが戦う前の戦いの勝敗を決定づける事項だからです。例としては「ドイツ統一戦争」のフォン・モルトケ参謀総長の行軍事における、列車使用があげられます。
次に戦術の考察があります、これは様々な戦術を研究し、それらの研究をふまえた上で新たな戦術展開の発案をすることが軍事学において最大の重要事項だからあり、楽しみだからです。例としては、ドイツのハインツ・グーデリアン上級大将が考案した「電撃戦」が挙げられます。最後に情報戦も。

 あと、火薬の発達が19世紀以降大きく進化し、それまでの戦争とは様相がガラリと変わります。そのため、中世までを「中世軍事学」、近代以降を「近代軍事学」と区別して、別々の研究対象としていって下さい。
それとは別に、感情論で軍事学を研究をしてはいけません。感情論では、憎い敵役のほうを過小評価することになりがちだからです。例を言えば、劉備陣営を過大評価し、曹操陣営を過小評価するようなものです。本当の軍事学とは敵味方を公平に評価することで、初めて成り立つ学問だからです。
では、次に簡単な戦争研究の例を挙げてみます。

1.その時代背景、戦いの経過を知らべる。
2.次に戦いの布陣・戦術展開・兵器をしらべる。
3.その戦いの勝敗の明暗をわけたターニングポイントを調べる。
4.最後に、では、どうすれば良かったのか?を調べる。

こうすれば、ゲーム感覚で歴史を楽しく覚え、しかも軍事学の楽しさを満喫することができ、まさに一石二鳥です。特にこのやり方は、「三国志」・「戦国時代」が好きな方々にお勧めします。なぜかと言えば、当時の戦術・兵器の運用法等を調べることにより、ますますその時代に関心を持つようになり、しいては歴史自体に、より一層の関心を持つと思うからです。

 最後に、人類の歴史は戦争の歴史です。その戦争の学問「軍事学」を学んでも、得になることはあっても、損になることは絶対に無いと確信しながら、この文を終わらせたいと思います。

(1998年9月3日 By石井英明)













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