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日 本・中 世
歴史書
武士とは何だろうか
朝日百科『日本の歴史』
別冊「歴史を読みなおす」8
高橋昌明
山本幸司
朝日新聞社
1994
980円
1994年当時の武士論を概観できる1冊。武士好き・武者好きならたまらない、まさに必携の書です。武士の発生は教科書では「開発領主が土地を守るために自衛するようになり……」程度にしか教えてくれませんが、この本では様々な発生パターンを示唆してくれます。そうすれは、武士に対する認識も自ずと変わってくることでしょう。
巻末の参考文献も豊富に掲示しているので、これから武士を研究していきたい人にも、入門編として大変役に立つはずです。ただ雑誌であるため、大書店でもバックナンバーをおいているかも怪しいです(大きな図書館・大学図書館にはあることでしょう)。もしなかったら……朝日新聞社(東京・築地)社屋1階ロビーの書店には、あるかもしれません。
(By AK)
一揆
岩波新書【黄版194】
勝俣鎮夫 岩波書店
1982
550円
あの(どの?)勝俣鎮夫が放つ、不滅の金字塔『一揆』。一揆と聞けば、竹槍持った農民が騒ぎ立てる、位しか認識がない方がいたら是非読んで欲しい一冊。ただ今絶版……(TT。図書館か古本屋で探して下さい。参考までに神田神保町では1500円!!もの値段が付いてました(私は早稲田で150円(笑) で購入)。
(By AK)
中世倭人伝
岩波新書【赤版】274
村井章介 岩波書店
1993
定価580円
日本・朝鮮・中国を包摂する「環シナ海域」……そこは国境を越えた(そもそも国境という概念があればだが)膨大な人・モノが行き交う大動脈であった。
日本中世後期の対外交渉史を近年、精力的に研究している村井氏が、朝鮮側の史料も駆使し「一つの地域」としてその「環シナ海域」を描き出す。
当時の人々の生々しい息吹を感じさせくれる、絶好の本です。
(By AK)
徳政令
岩波新書【黄版218】
笠松宏至 岩波書店
1983
430円
中世法政史の大家、笠松宏至氏入魂の一著。「永仁の徳政令」が発布後、失敗して取り消されたと思っている人、手を挙げて!! そんな人はこの本を読みましょう。徳政令の本質・その意識と背景、中世法の性質・裁判制度を懇切丁寧に解説してくれます。あの「所領無償取返し」が実は【当たり前のこと】だったとしたら、貴兄はどうします? 惜しくらむは絶版です。
(By AK)
法と言葉の中世史
(平凡社ライブラリー32)
平凡社
1993
本体971円
この本は、日本中世史だけでなく、別の時代・別の国に関心がある人や、あるいは政治経済を専攻する人にも読んで欲しい本です。
 私が多く語るよりも、巻末の勝俣鎮夫氏のすばらしい解説『中世人との対話』から、チョッと長いですが引用します。我々に必要な姿勢を示唆してくれます。
「著者の笠松宏至さんは、中世史家として、日本の中世に生きた人々との対話を求め、それを楽しんでいるように思える。この対話は、中世の人々が現実の生活活動のなかで書き記した史料で、現在は「古文書」として眠り続けているものを、読むものが働きかけて目覚めさせなければ成立しない。この古文書の再生は、働きかける現代人が、近代的価値観から解き放たれて、中世の人々が生きていた時代に近づき、相互理解が成立したとき、初めて可能になるのであるが、その相互理解のいとぐちのひとつは、言うまでもなく言葉である。【中略】著者は日本の古代や近世に全く関心を示さない。それに反しテレビのトレンディドラマに熱中し、昭和史を書きたいと日頃もらす著者の自分が生きた時代への関心は人一倍強い。このような著者の問題関心を前提に本書を読むと、ここで著者が試みているのは、中世人との対話であると同時に、中世人と近代社会を対象にした対話であるように思えるのである。」
(By AK)
弓矢と刀剣
−中世合戦の実像−
(歴史ライブラリー20)
近藤好和 吉川弘文館
1997
1700円+税
ハーイ、「刀は武士の魂デース」とかいって「ああ、俺も刀が欲しいなー」と思ってらっしゃる全国3862万人の「武士ファン」の皆様、今晩わぁ。今日も『菊と刀』は肌身離さず、携帯してますかぁ? それとも木刀持ってバイクに跨ってますかぁ? そんな良い子の「武士ファン」に、誰よりも「武士が好き」なマッチョ近藤氏がお届けするのが、この『弓矢と刀剣』デース。 あらあら武士に「弓矢」はいらんっ、ですって? 何言ってるのデスかぁ? 「中世武士」に必要なのは「弓矢」なのデース。「弓矢」こそ「武士の魂」なのデース。 好き嫌いしないで、ちゃんと読んで下さサーイ。
 ハーイ、それから怒って私を闇討ちしても無駄デース。私は剣道の有段者デース、ハイ。私も実は「刀」が好きデース。
(By AK)
日本の中世寺院
忘れられた自由都市
(歴史文化ライブラリー86)
伊藤正敏 吉川弘文館
1700円
2000年
中世の寺院をさまざまな職能集団を抱える境内都市として捉え、その境内都市がいかなる空間であったかを考察するとともに、中世の権力構造をも読み解いているなかなか野心的な本。
(By 夜なべ紳士)
海賊たちの中世
(歴史文化ライブラリー56)
金谷匡人 吉川弘文館
1700円
1998年
海賊と聞くとどんなのを思い浮かべるのだろうか。大海原を縦横無尽に駆け巡り商戦や沿岸部をおそってあざとく利をむさぼっていた略奪者。そんな風に思っていたとしたら大間違いである。少なくとも日本史における海賊と言う存在を考えるに当たっては先のイメージは有害無益の何者でもない。じゃ、日本の海賊てなんじゃといぶかしんだあなた、この本がお勧めです。もう有無を言わずにかってくださいな(笑)
(By 夜なべ紳士)
フィクション
義経
(全2)
司馬遼太郎
文春文庫 世に義経を描いた作品は多いものの、殆どが読むに値しない駄作です。その中でこの作品は義経を冷静に観察しています。なぜ義経があれだけ戦争に強く、なぜ頼朝に追われたかが当時の時代背景とともに説明されています。そのため、従来の義経像が描かれることを期待していた義経ファンから「裏切った」などという苦情の手紙が司馬さんのもとに殺到したそうです(^^;
箱根の坂
(全3?)
司馬遼太郎 講談社 応仁の乱によって生まれてきた新しい勢力、そしてなおも残り続ける古い勢力。この二つが混ざり合った室町時代〜戦国時代への過渡期を生き抜き、戦国大名のさきがけとなった北条早雲の生涯を描いた作品。
時代が変わり、既存の価値観などが崩壊していく過程を通じて、一抹の悲しみと到来する新時代の躍動感を我々に与えてくれ、歴史というもののダイナミズムを感じずにはいられません。
武王の門 北方謙三 講談社 南北朝九州で宮方として奮戦する懐良親王と菊池武光を主人公にした小説。これは太平記などと違い宮方の悲劇的な話ではなく,幕府方,直義方,宮方の三勢力の争いを二人の友情を中心に描いています。人物の見方が公平で極端な脚色が無いので,読んでいてあきません。
(By 武田四郎)







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