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中 世
私はこの本が好きです

帝王列記 西洋編
著者:磯田暁生とF.E.A.R.
出版:新紀元社  1800円
推薦者:皐月闇に陰る
既に過去の遺風となってしまった君主政治。現代にあっては、みなで話し合うが故に失敗がより少ない民 主制に取って代わられてしまいましたが、歴史の長きに渡って君主政治は全盛を誇ってきました。その主 役は当然王、あるいは皇帝たちです。
 『帝王列記』はハンムラビ大王からルイ16世、ピョートル大帝、ヴィルヘルム2世、ニコライ2世な ど総勢47人の君主たちの事跡をその当時の情勢と合わせて概説してあります。
幻想都市物語<中世編> Truth In Fantasy 5
著者:醍醐嘉美と怪兵隊
出版:新紀元社 
推薦者:皐月闇に陰る
RPGゲームや映画などの影響から、中世ヨーロッパに憧れをお持ちの方は多いと思います。
 『幻想都市物語』ではそんな人たちのためにマルクスブルクという架空の町を設定して市場、大聖堂、 市場、商館、大学、市民の家、職人通り、ギルドなど中世都市の様子を分かりやすく、それに楽しく解説 してあります(ですが情報量は侮れません)。
 この本を読んでいると、頭の中に中世の都市が模型のように再現されてきます。
中世の政治思想
著者:J.B.モラル (柴田平三郎訳)
出版:平凡社ライブラリ 2002年 1300円
推薦者:ひで
ギリシア・ローマ文明の崩壊から宗教改革に至るまでの約1000年の間に、ヨーロッパではキリスト教共同 体という理念の発展と崩壊、世俗国家の出現といったことが見られた。このことを中心に据えつつ、アリ ストテレス思想の受容や代表制など中世政治思想にまつわるあらゆることに目を配って書かれた中世ヨー ロッパの政治思想の概説書。中世史に関心のある人は是非読んでみましょう。
封建社会
著者:マルク・ブロック (堀米庸三監訳)
出版:岩波書店 1995年 9800円
推薦者:ひで
ふつう歴史というと政治史・法制史・文化史というようにバラバラに分けられて書かれることが多いけれ ど、果たしてそれで良いのか・・・・?アナール学派の創始者マルク・ブロックの代表作である本書は中 世ヨーロッパの封建社会の成立から、そこに生きる人々、文化などがまとめて書かれています。中世ヨー ロッパの封建社会について知りたい人だけでなく、歴史であればそれ以外の時代や地域をを専門にしてい る人も、歴史にちょっと興味がある人も一読することを勧めます。
入門 十二世紀ルネサンス
著者:ジャック・ヴェルジュ(野口洋二訳)
出版:創文社 2001年 2500円(税別)
推薦者:ひで
アメリカの中世史家ハスキンズの「十二世紀ルネサス」刊行以来70年間の12世紀ヨーロッパに関する研究状況、さらに12世紀ヨーロッパの社会や経済の状況、教会や政治、そのころの人々の様子などをコンパクトにまとめた一冊。ハスキンズの著書をよみ、さらにこれを読むと、12世紀ヨーロッパの文化についてよく分かるようになると思います。
異境の発見
著者:樺山紘一
出版:東京大学出版会 1996年 2200円
推薦者:ひで
外部に対して閉ざされた世界であったという中世ヨーロッパ。その中世ヨーロッパ世界に生きた人々が大航海時代、ルネサンスを迎える以前、彼らの世界認識にどの様な変化がおこったのか。本書は中世ヨーロッパ人が「東方」と「古代」に関して限られた情報を受容しそれを解釈しながら「異境」を見出していった事を取り上げながら、彼らの他者認識について論じた本です。中世ヨーロッパ史に興味のある人に限らず自己−他者認識のありかたについて興味のある人は読んでみましょう。
北の十字軍
「ヨーロッパ」の北方拡大
(講談社選書メチエ)
著者:山内進
出版:講談社 1997年 1700円
推薦者:ひで
時は中世、バルト海沿岸部にいた異教徒達にたいする武力侵攻・征服行為が行われていた。「北の十字軍」ともよばれるこの活動により、カトリック・ヨーロッパは拡大していった。このような活動を正当化した思想は何だったのか。「北の十字軍」の展開、思想的背景について述べると共に、のちの大航海時代も視野に入れながらヨーロッパの拡大について論ずる。単にヨーロッパが征服を正当化する思想をもとに拡大したということのみならず、それを批判する思想も生み出しながら発展したという指摘から考えさせられることはいろいろあるのではないでしょうか。
地上の夢キリスト教帝国
カール大帝の《ヨーロッパ》
(講談社選書メチエ)
著者:五十嵐修
出版:講談社 2001年 1500円
推薦者:ひで
紀元800年、カールの皇帝戴冠により、ローマ的要素・ゲルマン的要素・キリスト教的要素が一つになったといわれています。しかし著者はカールの夢は皇帝になることではなかったとしています。では、カール大帝が真に目指したものは一体何だったのか・・・?世界史の教科書に必ず出てくるわりにはどの様なことを行ったのかあまり知られていないカール大帝の生涯を綴った本書をよみながらそれが何なのかを考えてみましょう。
十二世紀ルネサンス
著者:C.H.ハスキンズ(著)、別宮貞徳 ・朝倉文市(訳)
出版:みすず書房、1997年、3200円
推薦者:ひで
12世紀ヨーロッパにおける文化活動をラテン語古典の「再発見」、哲学、法学など諸学問の発達といった事柄を叙述し、暗黒時代視されていた中世の文化の再評価を試みた本。原著が出版されたのは20世紀前半であり、その後の中世文化史研究の進展により乗り越えられた部分も数多くあるが、中世史研究の深化の端緒となったものであり、今もなお読む価値がある一冊。(ジャンル:中世)
中世に生きる人々
著者:アイリーン・パウア(著) 三好洋子(訳)
出版:東京大学出版会(UP選書)、1969年、1800円
推薦者:ひで
皆さん、世界史の教科書や資料集で「農夫ボド」なる人物の記述をみたことはありますか?この本はその農夫ボドや、旅行者、一尼僧院の院長、商人や織工などの、王侯貴族や教会のお偉方ではない、中世のヨーロッパを生きた市井の人々の生活を生き生きと描き出している本です。これを読みながら中世ヨーロッパの社会について色々と思いを巡らせてみませんか?
ボルジア家
著者:マリオン・ジョンソン 海保真夫 訳
出版:中公文庫
推薦者:夜なべ紳士
題名そのままにボルジア家について書いてある本。大概、ボルジア物はアレクサンドル6世とチェーザレの頃しか扱っていないのだが、この本はなんと、カリスト三世が扱ってある!また、チェーザレやルクレツィア死後のボルジア家の歴史についても少しではあるが触れてある貴重な本。あわや、ボルジア家から三人目の教皇が生まれそうになるという事態も・・・詳細は読んで下さいな
イタリア・ルネサンスの文化
著者:ブルクハルト著  柴田治三郎訳
出版:中公文庫
推薦者:夜なべ紳士
ルネサンス研究の古典。19世紀の歴史家ブルクハルトがルネサンス期イタリアの国家・社会・技術を分析、描写している。この時代に興味のある方にとっては必読の一冊ではなかろうか。
ルネサンスの歴史
著者:モンタネッリ ジェルヴァーゾ著    藤沢道郎訳
出版:中公文庫
推薦者:夜なべ紳士
ルネサンスイタリアの人物・事件などを個別に列伝体で記した一冊。この時代の事を読みやすい形で提供しているので、入門書として利用できるし、各項目が10ページ程度なのでちょっとした合間に読めるものでもある
金と香辛料
著者:ジャン・ファヴィエ著 内田 日出海訳
出版:春秋社
推薦者:夜なべ紳士
金と香辛料という題名だが、内容は中世ヨーロッパの実業家を詳細に分析したもの。通貨・銀行から会計技術や政治権力といった実業に密接に絡んだ諸事がよく分かるので、興味のある方は一読を。 ただ難点は、6200円という値段と550ページという本の厚みかな。手っ取り早く、当時の商業を知りたいという人には少し手が出しにくいかも
ハーメルンの笛吹き男
著者:阿部謹也
出版:ちくま文庫
推薦者:夜なべ紳士
「ハーメルンの笛吹き男」の伝説は何故生まれたのかをドイツ中世史の大家阿部謹也が探る。グリム童話の御伽噺の本となった13世紀の「ハーメルンの子供たち失踪事件」という歴史的事実と当時の社会から伝説との接点を見出す。ヨーロッパ中世社会の差別の問題がクローズアップされており当時の民衆心理がかい見える。
火器の誕生とヨーロッパの戦争
著者:バート・S・ホール 市場泰男 訳
出版:平凡社 4,500円
推薦者:夜なべ紳士
題の通り、火器の技術史です。そして、その火器がどのように戦場で使われていたかが詳細に書かれています。 ヨーロッパで火器が使われ出したのは14世紀。しかし、依然技術上の欠陥から戦場の主役足り得なかった。それが 戦場で華々しく使われ出すのは16世紀。この時点において技術上の問題はいくらか克服されたのであり、以後戦場における火器 の役割は不動の物となる。そして、火器の技術上の発展は16世紀で停滞しだし18世紀までほとんど大差がないまま進展すると 著者は述べ、発展史観の危険性を指摘する
決闘裁判
ヨーロッパ法精神の原風景 (講談社現代新書)
著者:山内進
出版:講談社 680円 2000年
推薦者:ひで
中世ヨーロッパでは決闘裁判という当事者同士が決闘を行う裁判が存在した.それは裁判の当事者同士が権利と正義を求めて行う自力救済の戦いであった.決闘裁判の歴史,仕組みを述べると共にこの裁判制度に見られる当事者同士が行う自力救済の戦いが欧米型当事者主義の原型であったと論ずる.
賭博・暴力・社交
遊びから見る中世ヨーロッパ(講談社選書メチエ)
著者:池上俊一
出版:講談社 1456円 1994年
推薦者:ひで
不潔かつ乱暴な遊びに夢中になる子供,賽子賭博や盤ゲームに熱中する人々,馬上槍試合を楽しみ,歌舞音曲,色恋沙汰にあけくれる騎士や貴婦人たち,それに対し遊びを取り締まろうと試みる聖俗権力の存在,新たに賞賛されはじめる対立観念「労働」との関係・・・.この本は遊びを通じて中世ヨーロッパ世界を論じた本であり,また遊びの意味について考えさせられる.
万能人とメディチ家の世紀
ルネサンス再考 (講談社選書メチエ)
著者:池上俊一
出版:講談社 1800円 2000年
推薦者:ひで
15世紀のイタリア・ルネサンス随一の万能人とよばれるアルベルティを通じてフィレンツェの社会,文化ないしイタリアの社会,文化を考えると共に15世紀の文化と社会からアルベルティの業績の歴史的意義を考察する作業を通じて,15世紀イタリア・ルネサンスの本質を探ることを試みた本.ルネサンスの文化が当時のイタリアの都市,家族のありかたと深く結びついた物であると説く.
ミラノ ヴィスコンティ家の物語
著者:マリア・ベロンチ 大條成昭 訳
出版:新書館 2,200円 1998年
推薦者:夜なべ紳士
あなたはマムシが好きですか。ていっても、飲む方のマムシでもなければヘビのマムシでもなくましてや信長の舅殿でもない。イタリアのマムシのことである。何の事かさっぱり分からないって。じゃぁ、これを読んでみてくださいな。イタリアのマムシこと、ヴィスコンティ家が縦横無尽に活躍してるから。ミラノを専制国家に改造しイタリアに覇を唱え、フィレンツェ攻略も後一歩までいったヴィスコンティ。残虐な人物でありながらも巧みな政治力を持ち続けたヴィスコンティ家の男たち。さぁ、あなたもこれでヴィスコンティファンになろう。ビバ、ヴィスコンティ!(笑)
中世文化のカテゴリー
著者:アーロン・グレーヴィチ 川端香男里・栗原成郎(訳)
出版:岩波書店 1999年 4200円
推薦者:ひで
歴史研究において,歴史家は過去に対して問いかけを行う.それは過去に残された史料を解読しながら進められるが,歴史家の同時代に対する意識により問いかけの内容が規定される.そのため,往々にして現代の見方を押しつけることなく過去を理解することが可能であるのかということが問題になる.このような現代と過去との対話という困難な問題にたいし,バフチンの影響を強く受けた著者は現代社会から隔絶した中世ヨーロッパ人の時間と空間の認識および法や慣習,富と労働に関する意識を取り上げて論ずる.中世史研究志望者のみならず,歴史学を志す人は是非読むことをお勧めします.
中世シチリア王国(講談社現代新書)
著者:高山博
出版:講談社 1999年 660円
推薦者:ひで
西ローマ帝国の滅亡後,地中海世界ではラテン・カトリック文化圏,ギリシア・ビザンツ文化圏,アラブ・イスラム文化圏の3つの文化圏が鼎立していた.本書はその3つの文化圏の境界に位置する南イタリア,シチリアに進出したノルマン人達により建国されたシチリア王国の歴史をつづる.シチリア王国の政治制度や東方文化のヨーロッパへの導入といった従来この王国について語られてきた事の記述に留まることなく,シチリア王国内部における文化交流,異文化接触に目を向けながら書かれた概説書.
デカメロン
著者:ボッカッチョ著 柏熊達生訳
出版:ちくま文庫
推薦者:夜なべ紳士
イタリア文学の古典中の古典!今読んでも面白い。当時の社会が垣間見れ、しかも笑いを誘うというお得な一冊。社会を皮肉る諧謔なところがまたイイ!ぜひなに読んで下さいな。
チェーザレ・ボルジア 或いは優雅なる冷酷
著者:塩野七生
出版: 新潮文庫
推薦者:
教皇の私生児という出身と権謀術数を駆使し、イタリア統一を目指した若き野心家チェーザレ・ボルジアの生涯を描いた作品。 君主の理想とマキャベリに言わしめた、優雅とも言えるほどの陰謀の数々が見物です。
ルネッサンス巷談集
著者:フランコ・サケッティ 杉浦明平 訳
出版:岩波文庫
推薦者:夜なべ紳士
形式的には「デカメロン」と変わりない。内容・時代も「デカメロン」と似通っている。「デカメロン」ほどではないがそれなりに面白いので、当時の社会に興味ある人は読むといいかも。







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